垂れ流しのお話し。

いろんなこと(主に星野源)を垂れ流します。

嫌悪感

何故感じてしまうのかわからない。
ただ、それは確実にそこにある。
顔?声?存在?作品?
わからない。
でも何故かこの人の世界観好きだなと思う反面でどこか嫌だなと思う部分がある。
先日ある友人と話をしててなるほどなと思うことがあった。
「彼には闇がある。」
確かにそうかもしれない。
いや、人間誰しも心の闇は持ってるもんだ。
ただ、彼の場合、その闇を割とさらけ出している感じがある。
誰もが感じる「孤独」とか「寂しさ」や「疎外感」
それを「闇はこちらからになりまーす!」的な雰囲気で明るくさらけ出しているような。
彼の作り出す音楽や書籍にはこの「闇」が見え隠れする。
明るいアップテンポの曲でもうっとりするようなバラードでも。
だからか、ちゃんと生きてる証みたいなものが見えてきたりもする。
文字通り「身を削って産み出して」いる。
だから惹き付けられる魅力があるけど、ちょっと嫌な感じもするのかも。
ご本人はそんなつもりサラサラ無いかもしれないし、全てさらけ出してる訳ではないと思うけど…
あとは「妬み」と「嫉妬」。
これはこちら側の問題。
彼の作り出す世界に浸るんだけど、何だってまぁこんなその辺におりそうな兄ちゃんにこんなにも惹かれるんだよ!と同時に自分にツッコミを入れる。
羨ましいんだよ。
好きな事を好きなように、自分が面白いと思う事を、信頼出来る仲間と共にとことん作れることが。
それを発表して、いろんな感想を受けながら、次の作品はその上を行ったり斜め上だったり。でもその斜め上も、それはそれで面白いから!と突っ走る感じが。
とにかく羨ましくて。妬ましくて。
だけど好きだ。
ご本人はいろいろ大人の事情やら、プレッシャーやら感じながらやってると思う。
体調のこともあるだろう。
それでも音楽を作り続け、いろんな役を演じ、書き続ける。
好きじゃなかったら出来ない。
そしてそこがやっぱり妬ましい。